Channel 22 feat. Joanna Newsom & Smog 渋谷O-WEST

初めて見るバンド、ヒネモス。
指揮者、メロディオン、ギター、リコーダー、サックス、チューバ、クラリネット、ピアノ、フィドル、おもちゃ等々。
小学校の合奏会を思いだすような、癖がない和やかさ。
でも、ちんどん屋のニオイを少し感じた。
タケモトピアノのCM曲と似てないけど、赤ちゃんがキャッキャッと喜び反応しそうな音の気がして面白かった。


何故か久しぶりに会えた友達のような気がしてならないスモッグ。
仁王立ちで小さく見えるギターを抱えて、心の奥底から這い上がってくるような渋声で唄い始める。
何故か悲しく切ないカントリーに聴こえてきた。しかも思い切り寂しそうな姿に見えてくる。
ギターのネック部分を指ですべらしブロロローと不思議な音を奏でた時、一昨年のライブの様子がいきなりフラッシュバック。
素敵過ぎる。。。
残念だったのは演奏時間が短かいのとアンコールが無かった事。
でもまたいつかふらっとやって来てゆっくり長くライブやってくれそうな気がした、なんとなく・・・


最後はジョアンナ・ニューサム
先日のアコースティックライブと違い、ハープの音もやや尖ってクリアに聴こえる。
この前は調味料のようにハープに味付けしていく役割にみえた太鼓とギター。
今回はバスドラム、フロアタム、シンバルと種類が増え、ドラムもギターもそれぞれハープに負けないくらい、主張を感じる独立した音に聴こえたのと同時にセッションぽい緊張感も漂ってるような気がした。
どちらの方がよかったと言うのではなく、各会場に合った2つの世界を体験できたことが嬉しかった。