室内楽コンサート vol.7 千駄ヶ谷 Loop-Line

出演:塚本真一(keyboard)、イトケン(drums)
作曲:杉本拓、大蔵雅彦宇波拓


まずは宇波さん作曲。
古っぽいオルガン音が鳴り響くのがおどろおどろしく、チープな雰囲気も醸し出してて、なんかホラー映画みたい。
おもしろ怖いみたいな感じがした。

杉本さんの曲は音がある状態と無い状態がけっこうちりばめられていて、立体というか、空間っぽい気がした。
これもオルガン音がドーーーーーーー♪みたいに持続だけど、レクイエムというか、死者を天に送るに相応しいある晴天午後の青空というイメージが浮かんできました。
このビジュアルを、描きかけでうまくまとまらなくて放置気味の油彩に取り入れようとふと思いついた。

最後は大蔵さん。
3年ほど前のイヴェントで時間が押し押しだったのと翌朝が4時起きということで取りのGNUを見れなかったという悲しい話を思い出しましたが、ゴシックなオルガン音がグワーッ♪と大聖堂で響いてきそうな雰囲気。
その程よい湿り音に対して、ドラムがすごく乾いて聴こえた。
ループっぽいけど微妙に変化があって、その法則に気づきたいのにキーボードとドラムを分けて聴いてしまってるのか、よくわからなくなってきたのだけれど、そういうのを考えながら聴いてると楽しかった。