Impro Collection #5 Penguin House

三浦陽子(ピアノ)、長沢哲(ドラム) デュオ
暖かくなるとなんとなく浮足立ってしまう感じや「風花」という曲名の通り、雪が風に乗って飛んできては溶けて消える儚い感じという空気が伝わってくるような気がしました。
抑揚の激しいドラムも気温が上がったり下がったりのように、普段肌で味わってる季節感を音に置き換えたようで面白かった。

ZAZOUはサックスとウッドベースが馴染まず、分離しているように聴こえてきた。

0.03のヒグチケイコさんの七変化的なヴォイスと没入した動きが、妖しい空間を築いてて見世物小屋の雰囲気を思わず連想してしまったり。。。

TETRAGRAMMATONは泣き声のようなサックスとギターが醸し出す絶望的な世界から、徐々に陽が昇ってくるような展開でほっとした・・・という感じです。