(h)ear rings vol.13 千駄ヶ谷 Loop-Line

出演;角田俊也、川口貴大、小田寛一郎宇波拓、吉村光弘

遅れて到着してしまい心が落ち着かぬまま角田さんを見たら、黙々とワイヤーをダクトに引っ掛けたり、床に向って何を?(見えてなかった)と思ったら振動が伝わってきたり。
ひたすら淡々とこなす動きは見る側との隔たりを感じたりしたけれど、話を聞いたら「行為を見せる」との事だったので妙に納得でした。

たくさんの時計が少しずつずれて時を刻み、この小さな会場にいくつもの世界が集まってるようなロマンチックな空間や
テープレコーダーに会場の様子を録音しては再生、またそれを録音しては再生と音が増えていく面白いパフォーマンスが終わった・・・ら、

虫の声のような吉村さんのフィードバック音に宇波さんのメランコリックなギター音が止まらない。
時々怪しいギター時報が鳴る。
どうしようもなくネガティブな旋律が心地よかったせいか、さすがにもう忘れてたつもりがさっきいきなり頭に蘇ってきた〜♪☆※@#&$+!

どの作品も見る側との「距離」を感じる日・・・でした。