「Four Questions」 江古田 Cafe FLYING TEAPOT

出演:佐々木匡士+山本達久、アンデルセンズ、For Barry Ray (ROOM40)、植野隆司(テニスコーツ

体調が優れないのでまっすぐ帰宅するつもりが、ものすごく背中を押されてるような気がしてまっすぐ江古田に向ってしまう。
着いたら、その三人(For Barry Ray+植野隆司)の演奏が始まった。
カリーナが静けさの中、彼方から微かに流れてくるようなヴォイスを吐く。
映画「ノスタルジア」の冒頭が浮かんできた。
木と草と地の匂いのような心地よさ。

休憩中に場所を動いたなりゆきで演奏者の背中側から演奏を聴いてみる・・・アンデルセンズ。
どこの誰かわからないくらい特徴が薄くなる小野崎さんの後姿に見入る。
やや色褪せた青春歌謡がゆったりしてる中でのドラムのひきしまった感がよかった。

佐々木さんの厚くてごつい演歌+ブルース+フォーク+ロックに山本さんの忙しい物音+ドラム。
ほんの少しでも隙間が入るとガラガラ崩れそうな音の連なりだったけど隙間を聴いてみたかった。

帰り、駅のホームまでテニスコーツのさやさんと歩く。
他バンドのライブの感想なんかを話してるとその日は演奏してないはずのテニスコのライブ映像が浮かんでくるぐらい、曲を作り演奏する側の人だなぁとすごく思うのでした。