map presents "寺へ"

LPは実家のどこかで眠ってるものの「DANJINDAN-POJIDON」のCDを今更ながら入手できないかと数年前から地道に探してたので、イノヤマランドのライブは楽しみでした。
自分の中では懐かしいはずなのに色褪せた感じがしなかったのと、山下さんの絶妙なタイミングで押す音が煌めいてました。
初夏のお寺の風情ともなんとなくしっくりきてて、たまらないほど心地よかったです。
余韻に浸る間もなく、即行地下堂へ→でもやっぱり始まってました、テニスコーツ
バンド編成だったのでいろんな人がいて、いつものあのさやさんに吸い込まれそうになる世界と少し違ったけど、代わりに唄う声からは更なるオーラがありました。
3曲ほどしか聴けなかったのがちょっと心残り。
POPOはおとぎ話のような、寝る前に聴いてそのまま夢の国へ行けそうなやさしい感じもしつつ、遠い遠い星の中で宇宙人が演奏してるような気もする、この変な具合が楽しかった。
本堂のトリはホース。
以前ライブを見た時は難解な音に聴こえた気もしたのですが、今回じっくり聴いてると変にひねらず耳馴染みがよく、途中で切れるような終り方も半端でなくかっこよく、1人の時ふと口ずさんでしまうかも〜♪と思いました。
至ってクールな演奏態度に対しての音の意外な親しみやすさが、妙な空気を醸し出してたようで面白かったです。

※写真左 イノヤマランド、右 ホース(背中を向けての演奏)