楽しい音楽祭 法政大学外濠校舎多目的ホール

ここ2週間は鎌倉Cafe Goateeからはじまり、O-Nest、お別れ会@やまがた・・・とTape週間でした。
ほとんど話はできなかったけど、親しみの湧くやさしい空気を置いていってくれたような感覚がまだ残ってる最近です。

仕事を切り上げてホースの演奏開始時間を知らないまま、かなり必死で法政大学へと向ったら30分程で着いてしまい(こんなに近いのかと気づくのが遅い)出番も余裕で後半でした。
TETRAGRAMMATONという即興のトリオが、熱帯雨林の鬱蒼たる迷路の出口の無いに等しそうな奥行きを感じつつメランコリックなんだけど、結果的に割と気持ちよかったです。
ホースは、どあたまにものすごい緊張感漂う空気を感じて何故か観客の私が一瞬凍りそうになりましたが、演奏が始まるとその空気も段々変化してきました。
今回は全体的に何か真っ直ぐ硬めで、波のように揺れたり、ぐにゃ〜んと曲がる柔らかい流れは感じませんでしたが、見る度にいろいろ違うので面白いです。
トリは灰野敬二さん。
いくつもの層を重ねたようなギターの音を聴いた時、Cocteau Twins 「Victorialand」が浮かんできました。
同じような音ではないですが、どちらもめちゃくちゃきれい。
体を折り曲げて声を発したりする動きがかっこよく、声の出し方も童謡を唄ってるようであったかと思えば、楽器っぽかったりとすごく見入ってしまいました。
相当大音量だったので外に出てもしばらく耳がモワモワしてましたが、心地はかなりよかったです。

※写真左 Tape、右 HOSE