ヴァンデルヴァイザー特集 キッド・アイラック・アート・ホール

演奏:石川高、角田俊也、杉本拓、宇波拓
この日はマンフレッド・ヴェルダー作品でした。
各々楽器は違うのですが、文字で表現するとフューという感じ(?)の音を順番に合図を送りつつ交信してる風に見えました。
ほとんど見えない透明な膜で囲まれた直方体の空間内で、演奏者4人にしか通じない言葉が交わされてるような一見閉鎖的だけど、ライブという形で公開され、でも実は4人は通じ合っているのかどうか謎めいた空気が・・・という感じがして面白いなぁと思いました。
音を発する以外にも演奏者の目線や妙な動きを感じていましたが、ライブ後に角田さんの譜面を見せてもらった途端に、近づくことすらできなかったあの透明膜の空間を突き破って1歩踏み込む事ができたような気がしました。

※写真は演奏者の演奏後。