コンサート 「パフィオペディラムの奴隷―植物文様ソングブック」@ICC

出演:野々下由香里(メゾ・ソプラノ)、鈴木理恵子(ヴァイオリン)、砂原悟(チェンバロクラヴィコード
プレトーク:銅金裕司、藤枝守、畠中実

地下にある研究室みたいな展示会場にイスが並べられていて、作品と言えども植物があるとなんとなく潤いを感じました。
プレトーク中は、藤枝さん+銅金さん作品の"植物の声"が聴けました。
人間以上に敏感なのか、周りの人間の動きを吸収しながら更に増幅させてるのか・・・なんて勝手な想像をしてしまいましたが、常に音が変化していました。
落ち着きがない、おしゃべりのようにも聴こえます。
コンサートの方はプラントロンからではなく、演奏者を通じて"植物の声"に基づいて作られた曲を聴くものでした。
野々下さんのテキストをゆっくりと解読してくれているような唄い方がよかったと私は思ったけど、藤枝さん+銅金さん作品の"植物の声"はどの辺りに反応をしていたのでしょうか、波形がやたら元気でした。