円盤ジャンボリー8 太鼓祭り! 渋谷O-Nest

2日目に行きました〜盛りだくさん過ぎるので、印象に残ったものを書いてみます。
テニスコーツ+山路智恵子(yumbo)+梅田哲也
テニスコーツの儚げな世界にトントントンと静かに山路さん太鼓が入り、ヒュルーヒュルーと梅田さん音具が扇風機の羽が回ってるような懐かしく、微笑ましい音をたててました。
太鼓でなく梅田祭り?とも思えるくらい際立ってたけど、こんなにテニスコーツの音にするりと馴染んでるのもすごいと思いました。
☆幻燈ダンスholon+立岩潤三+asuna
パフォーマンスと水を使ったイメージが白い幕に影絵みたいに映し出され、音もあわせて演奏。
霧吹きとか水を注いだりとかインクを垂らしたりという感じでしたが、水の色の境界が無くなったり、白い幕のうねりなんかで切り絵のようにはっきりした影のコントラストが微妙にやわらぐのがきれいでした。
ふちがみとふなと外山明
谷川健一さんのアルバムでの、船戸博史さんのやわらかいのにその世界のどん底までへもつき落としてゆくようなベースが気になってたのですが、"ふちがみとふなと"は初めて見ました。
渕上純子さんのくっきりはっきりややハスキーで忘れる事のできないインパクトのある元気声と、船戸さんのこねこねしたやわらかい音の組み合わせは、素朴でかわいい悩める女子心を覗くような気分でした(←繊細さがちらりと出てくるような感じ)
外山さんは曲にあわせて効果音を入れてゆくような感じで全然太鼓に聴こえないのもびっくりでしたが、さまざまな音が曲にたくさんの味付けをしているようですごかったです。
optrum
伊東篤宏さんとは不思議と偶然にライブ会場でお会いしてる率が高いのですが、オプトラムを見るのは実は約半年ぶりなのでした。
ビジュアルのコントラストはより激しくなるけども、音の動きがしなやかで穏やかに唸るノイズという感じがしました。
日常で聴こえてくる時もありそうな・・・という、安心感のする音(?)と私の耳が勝手に解釈してしまってるのかもしれません。
※写真左 テニスコーツ、中 オプトラム