ICC開館10周年記念セッション・シリーズ Vol.5 「∞(Open End)」

出演:大友良英、澤井妙治、比嘉了、堀尾寛太、miroque
比嘉さんは、画面上で操作している様子自体が面白かったです。
操作一つ一つに音を入れるとうるさいだろうけど、どんな感じになるか見てみたいと思いました。
堀尾さんの、磁力で小さな金属が踊るように動き回るパフォーマンスは何かストップモーションアニメみたいで、物語風なのも楽しかったです。
比嘉さんと堀尾さんの作品は、自然の騒音のように聴いて、集中して見たい、そんな感じがしました。
miroqueは、キラキラと星が降ってきそうな独自な世界。
歌がほとんどなかったけれど、歌があるともっとキラキラしそうだなあと勝手に期待してしまう。
澤井さんは、個人的にはセンサーバンドを思い出すようなパフォーマンスで、TACKHEAD TAPETIMEっぽい?ビリビリした音は、スカっとする気持ちよさが残りました。
後半は耳突き抜けるような音の連続だったのですが、何度かぶっつり切れた感がちょっと気になりました。
大友さんは、ターンテーブルを傾けたり、押し付けたり、目の前で見るとものすごく冷静な迫力がありました。
音は文字で表すとほとんどガーとかギュイーですが、柔らかさもありながらきれいで全体的にゆったりと流れてたのが心地よかったです。