HOSEとMUMU 吉祥寺MANDA-LA2

HOSE→江崎將史(tp)、古池寿浩(tb)、宇波拓(g)、泉智也(b)、服部玲治(bodhran)
MUMU→中根信博(tb)、坂元一孝(key)、植村昌弘(ds)
ちょっと久しぶりです、ホース。
紆余曲折でもなく、朗らかでもなく、脱力でもなく、あまりにもすっきりした演奏に聴こえましたって書くといい響きではないかもしれないけど、そうではなく、今までと音がかなり違ってきた気がしたのです。
ムムは初めて聴いたのですが、曲が迷路みたいでぐるぐる追われてるような気分でした。
キーボードの音が、背後からもわっと覆ってくるんじゃないかというような迫力がありました。
最後は、MUMU(ムム)とHOSE(ホース)の合同バージョン「ムース」の演奏。
お互いの曲を液体にして混ぜ合わしたような演奏でしたが、液体が分離することなく、ホースにもムムにも偏らずきれいに混ざって、溜め込むことなく全部すこーんと吐き出してしまうような、すごく気持ちのいい演奏でした。