ふいごCD発売記念コンサート 千駄ヶ谷Loop-Line

出演:ふいご(古池寿浩 trombone 中尾勘二 sax,cl 関島岳郎 tuba)、ヒバリカルテット(宇波拓 guitar 上江洲佑布子 harp 千葉広樹 bass イトケン drums)
会場BGM:角田俊也

ヒバリカルテットは最小限に抑えて、見えそうで見えてこないようなストイックさを感じました。
また聴いてみたいです、でも次は違って聴こえてきそうな気がします。
休憩中の会場BGM角田さんは、針を落とす位置を間違えた〜と再び落とし直していたのが数回。
見た目にも音的にもかなり強烈でした。
家でレコード聴いてるようだけどDJ、という感じで激しさと緩さと、ジャケットのセンスが独特なのと、熱い仕事話が合わさって、卓周り近辺は角田さんワールドがもわもわ漂ってました。
メインのふいごは、ほんわかしてるようだけどぬるくない、ゆったりとした流れがずーっと崩れることなく、ほんの少しだけ力強く響いてくる演奏でした。
ある部分でフェデリコ・フェリーニの81/2とウィム・メルテンが、ふと浮かんできました。
眠くなるというより、気持ちが静まる音でした。
最後だったと思いますが、古池さんのダブ演奏の主張してる感じがすごくいいなあと思いました。