エクス・ポナイト VOL.5 渋谷 O-Nest

ちょうど一週間前、飴屋さんに「空間現代聴いた?」と唐突に聞かれたのを思い出しました。
初めて見る空間現代のライブ。
盛り上がらずに閉鎖された中でグルグルグルと回り続けて調子を狂わせられてしまう感じや細高いヴォーカルにかなりハマりそうになりました。
ECDさんとの全く干渉してなさそうに見える距離感が面白かったです。
次の、飴屋法水×松井周×佐々木敦トークは、飴屋さんの成りゆきに任せるような、それを受け入れられる強さみたいなものを感じました。
「第一回佐々木サミット」はブレイク扱いのネタ、森ガールが妙に頷けて面白かったです。
ここでライブ、インセクト・タブー
演奏は完璧でかっこいいのに、ヴォーカル(と歌詞)が可笑しすぎるという組み合わせのバンド。
唄の方に注目してしまいがちなんですが、少し目をずらすと宇波さんがギターをギャンギャン鳴らしてて普段はなかなか見れない物凄さでした。
トークの最後は、菊地成孔×佐々木敦
二人の自然な感じがよかったです。
菊地さんは来年もこのまま、佐々木さんは何かやりそう?との事でしたが、テン年代でなくともそんな感じがするような・・・
トリのライブは、ヘア・スタイリスティックス渋谷慶一郎
中原さんは硬いものを柔らかく、渋谷さんは柔らかいものをかっちりと、演奏されてるという感じがしました。
ずっと聴いてても体が揺れたりはしないんだけど、頭の中が塗り替えられるような気がしました。


※写真 余韻GIG