JACKIE-O MOTHERFUCKER JAPAN TOUR 2007 渋谷O-Nest

始終ぼんやりと流れていくような感じで、そこがいいのか悪いのかが今いち掴めなかったhelll。
DMBQはハードコアなサイケなロックで混沌且つ分厚いループでとことん落としておいて、一気に這い上がる展開がびっくりするぐらいものすごく気持ちよかった。
展開の具合が似てないのに何故かThe Cozmic Urinationを思い出す。

最後は主役のJACKIE-O MOTHERFUCKER。
うっすら霧に覆われた朝の森の中を彷徨うようにギターやドラム、唸るようなヴォイス、ノイズなエレクトロニクス等が絡む。
悶々としてるようだけど、時折の残響が澄んだ空気を感じる。
でもいつまでたっても森から抜け出せないというくらい切れる事の無い即興。
時間の流れが少しずつずれているような錯覚を起こす、心地よさのある世界だった。