男鹿和雄展 東京都現代美術館

木漏れ日とか夕焼け空とか咲き渡る草花とか、実際目にした時に感動する自然の美しさをそのまま絵具でそっくり写したように、すごく人工の匂いがしない作品なのに、手作り感や個性も露骨に感じず、やっぱり登場人物を活き活きと動かしたり、物語の時の流れを表す背景なんだなぁ・・・とじっくり眺めて浸っていたかったのですが、平日午前中にも関わらずものすごい人でした。
珍しく音声ガイドを借りてみたのですが、仕事を一緒にされてた方達が男鹿さんをどのように見ているか、男鹿作品をどう思っているか等、聞けたりしてなかなか面白かったです。
背景画技法の映像を見てたら色ののせ方とか筆の使い方とか一見アバウトだけど、実はさりげなく計算されてるような手の動かし方が気になりました・・・だからといって勿論私がまねできるレベルではないです(笑)
そういえば、モノをよく観察して・・・という当たり前なんだけど、普段自分ができてない事も音声ガイドだったかな(?)聞こえてきました。
うーん、やっぱりいろいろ勉強になります。。。