exhibition

ここ20日間くらいの流れをおおまかに書いてみました。昼間、うんどらの練習。 夜、"のっぽのグーニー" レコ発 渋谷7th FLOOR 見た目はくどさが溢れてたけど、ありえないくらい清々しさを醸し出す音がなぜかトリップさせてくれて、歌詞が妙だという事をすっか…

「みえないちから」、「オープンスペース2010」 初台 ICC

展覧会のタイトルみたいに全体的にいろんな意味でのやわらかさ、ひそかなという印象を持ちました。 小金沢健人さんの抽象画っぽいのがパーツ分解されて揺らいでるような映像、エキソニモのスプーンは分断された時に他のエネルギーが入り込んで柔らかくなって…

ジョン・ルーリー ドローイング展/トカゲラウンジの3人の住人たち 外苑前 ワタリウム美術館

高校生の頃、「ストレンジャー・ザン・パラダイス」と「ダウン・バイ・ロー」を観に行きました。 その時以来かもしれません、ジョン・ルーリーに触れるのは。 映画は、絵的に無駄の無い素朴さが、登場人物を印象づける感じがしました。 でも今回は、エレベー…

おかえりなさい、うた Dusty Voices , Sound of Stars 恵比寿 東京都写真美術館

演出:生西康典 しばらく会ってないさやさんにメールしたら、ちょうど美術館に行く前日に返事をくれました。 読んでいるだけで、声とか姿が目の前にポンと浮かんでくるような文言で、飛び出てきそうでした。 会場は、四角い箱のような腰掛けと照明とスピーカ…

休符だらけの音楽装置 クロージング・ライブ 旧千代田区立練成中学校

出演;大友良英、伊東篤宏、梅田哲也、Sachiko M、堀尾寛太、毛利悠子 スペシャルゲスト:カヒミ・カリィ、熊谷和徳オープニング時の涼しさが思い出せないくらい、じーんと体に染み入る寒さを感じつつ、雨や風をたくさん受けてやせ細ってきたようにも見える…

MEMORANDA+ 池ノ上現代HEIGHTS

「どうされてるのかな・・・」と密かに思ってたら久しぶりに偶然お会いできた、佳村萠さんの個展に行ってきました。 パステルや色鉛筆をたくさん重ねてて近づくと線だらけかもしれないけれど、どこか淡くてやわらかい表情とか、写真の中のあまりにも自然な被…

休符だらけの音楽装置 旧千代田区立練成中学校

出演;大友良英、伊東篤宏、梅田哲也、Sachiko M、堀尾寛太、毛利悠子、山川冬樹一旦退場して1時間後くらいにもどってきたら、会場は真っ暗で人もほとんどいませんでした。 ライブの時はまだ明るくて、人のざわめきの中から微かに作品の音が漏れてくるような…

伊東篤宏 SOLO Live Performance 『 V.R. 』 品川 原美術館 ザ・ホール

数日前にひょっこり伊東さんから告知メールをいただいて、行ってきました。 夜の原美術館は昼間とはまた違う、周りのしーんとした空気と闇に包まれた感じがきれいです・・・と浸ってる間も無く、ホールの入口壁に寄りかかっての立ち見でした(=ほぼ満員) …

without records 原宿 Vacant

7月平日の夕方に行ってきました。 早めの時間だったので人気はほとんどなく、そっと歩いてはしばらく立ち止まり、どのプレーヤーからどんな音が聴こえてくるのか耳を傾けたり、または突っ立って全体的な響きを吸い込んでみたりと、人に見られてない開放感の…

noble label showcase "EN-EI " 渋谷O-Nest/梅田哲也「迷信の科学」勝どきオオタファインアーツ

出演:kashiwa daisuke + GENTAROW + Koji Nishida (RAKU-GAKI)、kazumasa hashimoto + Gutevolk + イトケン、テニスコーツとセカイ + nobuki nishiyama、SHINYA TAKATORI (RANKandFILE RECORDS)降られるのは嫌いではないけど傘が邪魔だなぁとか思う、雨の日…

横浜トリエンナーレ2008

先週やっと行ってきたのですが、気になったものがいくつかありました。 ポール・チャンの床に映った泳いでるように漂う影絵っぽい映像と、ルーク・ファウラー&角田俊也さんの揺らぐスクリーンに映し出される作品を見てると、実際の時間の経過を意識しながら…

EXTENDED SENSES 拡張された感覚―日韓メディア・アートの現在 ICC

出品作家:パラモデル、梅田哲也、毛利悠子、渡辺水季、MIOON、イ・ジャングォン、ジン・キジョン、Hoonida-Kim、キム・ドンホ、イム・スンユル、カン・キュンキュ しばらく前に学芸員の畠中さんに偶然会ったのですが、あまりにも久しぶりな感じがしたので、…

第6回 ATELIER EBIS展

期間:2008年5月21日(水)〜25日(日) 時間:10時〜18時(最終日16時まで) 会場:目黒区美術館 区民ギャラリー 遠田光江という名前で油彩1点出品します、どうぞよろしくおねがいします。 ※写真左 白い花びら

WHAT BECOMES WHAT-A SOLO EXHIBITION BY TARA JANE O’NEIL 広尾UNIVERSAL MARGINAL heights

絶対に狙ってないイラストみたいで、タラの描きたい絵ってこんな感じなんだと思いながら見てました、ってどんなのかというと、自然とか生き物とかがちょっと見たこと無い風に変身させられたような、でも幻想的というより素朴さが際立つ感じ。 線も思い切りフ…

ALIVE ART MATSURI Vol.3 伊東篤宏 SOLO EXHIBITION+Live Performance/SOUND&OBJECTS

会場:BankART Studio NYKホール暗い会場に入ると、蛍光灯の作品が壁に間隔置いて並んでました。 作品が光る事によって、いろんな空間が見えてきました。 光るタイミングはランダムで時々真っ暗になりましたが、その方が妖しさは軽減されてたような気がしま…

第1回 サムホール展 −それぞれのメッセージ−

1月15日(火)〜20日(日) 12:00〜19:00(最終日17:00まで) 弘重GALLERY http://www.atebis.com/hiroshige-g/map/index.html油彩を1点出しております。 お時間ありましたら、どうぞよろしくお願いいたします〜

坂本龍一+高谷史郎|LIFE-fluid,invisible,inaudible...@ICC

四角い限られた空間(水槽)の中に映し出される映像が、水と霧の影響でいろいろ変化していました。 文字の奥行き部分がゆらゆら且つぼんやりしたり、雲が流れてゆくようだとか。 晴れた日に原っぱで空を眺めるように(←これって以外とやらないのかもしれませ…

阿部永次・江頭路子 「二人個展」 弘重ギャラリー

木曜日夕方、恵比寿 弘重ギャラリーにて・・・ 枠にはまらず、色の重なりやタッチが素朴でどこかやさしい感じがする、阿部さんの油彩とテンペラ。 年齢を感じさせない、あどけなさ漂うところに惹かれました。 江頭さんの描く子供は絵本の1頁っぽく夢の世界の…

ASUNA "separate greetings,half camera,each organ,September" 広尾UNIVERSAL MARGINAL Heights

先日とある場所で、会釈から"Organ Leaf"の話へと流れDMをいただいて→・・・→ ・・・小さな会場の壁にたくさんの写真が並んでて、中央には鍵盤の無い剥き出し(←それ以上の状態なのかもしれませんが)のオルガンが、隣のオフィスの物音や空調音も気にせず "…

男鹿和雄展 東京都現代美術館

木漏れ日とか夕焼け空とか咲き渡る草花とか、実際目にした時に感動する自然の美しさをそのまま絵具でそっくり写したように、すごく人工の匂いがしない作品なのに、手作り感や個性も露骨に感じず、やっぱり登場人物を活き活きと動かしたり、物語の時の流れを…

藤本由紀夫展 +/- 国立国際美術館

作品の1つで、壁にビートルズのLPが並んでありました。 溝が無いし、レコードプレーヤーにかけてないので、聴こえてくるはずないけど、眺めてるとビートルズの曲が頭に浮かんでくるので、聴こえてるという事なんだなぁと思いました。 で、後ろを向いたら広い…

アンリ・カルティエ=ブレッソン 「知られざる全貌」 東京国立近代美術館

写真を撮る時、枠内に余計なモノが入ってないかとか構図が変でないかとか考えながら、もたもたカメラを動かしたりと決定的瞬間以前の私なのですが、アンリ・カルティエ=ブレッソンの作品を見ているとそういう場に居合わせるというより、彼が撮りたい世界を被…

岡崎乾二郎 「ZERO THUMBNAIL」吉祥寺A-things

周辺の人の少なさより、半端でない蝉の鳴き声にびっくりした市民ミュージアムに対して、茹だるような暑さと平日午後の割に人口密度がものすごく高い気がした吉祥寺。 初めて見る岡崎さんの小品。 アクリル絵具がこってりのっかったものが並んでました。 盛り…

「安彦良和展」 川崎市市民ミュージアム

水彩とポスターカラーで描かれた安彦さんのキャラクター達の表情や動きや肉付きを見てると生っぽさも感じるんだけれども、背景はむしろ幻想的な色合いや空間が多い気がしました。 でも、それがキャラクターの動きに勢いをつける効果の1つなのかも・・・と考…

Raoul De Keyser "New Paintings" WAKO WORKS OF ART

ICCロビーで見かけたラウル・デ・カイザー展のDMが気になり、WAKO WORKS OF ARTへ。 油彩なのにすごく水っぽいというか厚みも艶も無く、素朴で無垢で相当シンプルな抽象作品。 色の組み合わせもやさしく、水彩は特に疲れない繊細さがほっとする感じでした。 …

ICCクロノロジー:1997-2006/オープン・スペース2007 ICC

何故か見ておきたかったICCクロノロジー。 見覚えのある企画展のポスターを見てるとその頃の情景が断片的に浮かんだりして、頭の中で時間を行ったり来たりも大切だなぁと人気のないのを幸いにぼんやり眺めてました。 オープン・スペース2007も体験。 Suica(…

ヘンリー・ダーガー「少女たちの戦いの物語-夢の楽園展」 原美術館

ダーガーの長編物語「非現実の王国で」を題材とした作品展。煙のような入道雲や画面を覆い尽くすような無数の植物、何故か男性器のついた裸の少女達、子供達を守るBLENGINSという動物等、空想ならではの世界・・・と言うだけでは勿体無い迫力。ほとんどベタ…

八谷和彦 「Open Sky 2.0」 ICC

起きて窓を開けたら地面が濡れていた。 オープンスカイ日和ではなさそうだけど、今日しかないなぁと。 先週は「風の谷のナウシカ」VHS鑑賞。 メーヴェを操るナウシカをみてたら、小さい頃セスナ機を眺めて過ごした日々、足のケリだけで空を思い通りに飛んで…