sim+otomoレコ発!今井トリオ発売半年記念! 六本木Super Deluxe

出演:sim+otomo(大島輝之大谷能生、植村昌弘、大友良英)、 Imai Kazuo Trio(今井和雄、伊東篤宏、鈴木學)
金曜はネスト、土曜は仕事、日曜は仕事〜スーデラと、そろそろ頭の中がぐるぐる絡まってきました。
遅刻したので、今井トリオの途中からでした。
跳ねるようなギターの音で耳の中をいっぱいに埋め尽くされそうでしたが、部屋の中を舞っているチリチリとしたノイズのようなオプトロンと、水の中にいるようなゴポゴポでキュルキュルの鈴木さんの音が、絵巻物のように流れを描いてる感じがしました。
後半はsim+otomo。
例えばテニスコーツのライブだったら、ぐいーんっとみるみる曲の中に自分が吸い込まれていってしまうのですが、sim+otomoは透明な壁を隔ててじっくりとしっかり冷静に聴くような音だなぁと、初めの方は思ってました。
今回のスピーカーはすごくいいモノだそうで、ものすごく音が細かく分けられたようにがっつり聴こえてきました。
曲の敢えての"ずれ"と手の自然な"ずれ"が同軸上で進んでゆく様、音圧の刺激、大友さんの卓の揺れ具合なんかの視覚的な迫力なんかも、目の前で見ていたらものすごく面白かったです。
その頃には、透明な壁は突き抜けてた気がします。


※写真 テニスコーツ