「テニスコーツ企画(というか、さや企画)」 高円寺円盤

出演:酒井泰明(モールス)、あだち麗三郎(ex俺はこんなもんじゃない)、田口史人(円盤)、堀尾寛太、5323(ケイドロック)、植野隆司(テニスコーツ)、さや(テニスコーツ)、つびー(アンデルセンズ)、大島輝之

今回は、ほんの少し参加をさせてもらうことになり、行ってきました。
円盤の階段を降りたところで、打ち合わせ兼リハーサルをしました。
小雨の中、さやさんは体操着みたいな格好で、なんか体育会系入ってます。
で、さやさんの出番時にコーラス(?)をやってみました。
打ち合わせ通りにいかないなぁと思いながらも、自分なりに変化をつけたりして楽しく参加させてもらえました。
聴いてくださった皆様、ありがとうございます。
次のあだちさんは、機で織られた手触りのいい大きな布が風にふわーっとゆったりたなびいてるような、ギターと歌声がすんごい心地よかったです。
しなやかに重なってゆくような声がきれいで、びっくりしました。
5323ちゃんはキャラクターがかなりユニークでしたが、演奏はアコギと唄で女の子っぽかったです。
次は確か、酒井さんが登場されたと思います(酒井さんのみ何故か順番が決められてなくって演りたい時に入る、と司会のさやさんが言ってました)
モールスとは違った、唄と振り付けのみ、ギターと唄だけの短いの等、MCも特に挟まれてないのに、どうしても可笑しくて場が盛り上がってました。
お客さんをいつの間にかそれとなく混ぜちゃって、出演者との境界線がわからなくなるのがすごいです(とモールスを見た時に思ってたのですが、今回もそんな感じでした)
そのいい感じで、続くは堀尾寛太さん。
器の中で磁石の暴れる音が「オウテカみたい」と植野さんがふと言ってましたが、本当にそんな感じでした。
器に堀尾さんがウーロン茶を注ぐと更に音がはじけて面白かったのですが、植野さんがそのウーロン茶をストローで吸い取って、代わりに飲んでたアイスコーヒーの氷を入れると磁石とぶつかりあってこれもすごい音でした・・・とほとんど実験みたいでしたが、かなり楽しかったです。
次は、たまたまCDを見に円盤へ立ち寄ったら誘われてしまったという飛び入りの大島さんと、更に飛び入りで急遽一緒にやることになったアンデルセンズ小野崎君。
ギターを弾く小野崎君の後ろで、大島さんはギターを寝かせて口琴を軽くぶつけたりとか、物音的な演奏。
植野さんに「弾くだけでなく唄え」と言われて、歌詞を思いつくままに唄っていた小野崎君、これが素朴すぎるさわやかさでぐっときてしまいました。
最後は、田口さんのギター弾き語り。
時間が強烈に遡ってゆくような錯覚を感じる、不思議な演奏でした。
私が着いた時は「全員が出演者?」みたいな冗談が出る雰囲気だったのですが、どんどんお客さんも増えてきて予想外にえらく盛り上がってすごい面白かったです。