without records 原宿 Vacant

7月平日の夕方に行ってきました。
早めの時間だったので人気はほとんどなく、そっと歩いてはしばらく立ち止まり、どのプレーヤーからどんな音が聴こえてくるのか耳を傾けたり、または突っ立って全体的な響きを吸い込んでみたりと、人に見られてない開放感のようなものも含んでゆっくりしてみました。
ある位置で佇んでると、たくさんの機械がざわめくような音がするので、そのまま聴いていたら唸り声みたいになってきて恐怖を感じた途端、照明の光がふっと移動するように変化を起こしてました。
こういう瞬間を記憶に残したいと考え出したり、いくらでも居続けられる心地よさを感じだすと、時間の流れが読めなくなって抜け出すタイミングもわかんない感覚になってしまったけど、勢いのまま階段下りて扉を開けて出たら、一気に現実(日常)に戻った気がしました。
そのあと少し落ち着いて物販やチラシを見ていたら、客のように目立つことなくすーっと一人の男性がVacantに入ってきました。
再調整に来られた大友良英さんだったのですが、びっくりしてあのわかんない感覚になってました、一瞬。。。