Lijbaart Brederode 六本木Super Deluxe

出演:カスミトリオ (植野隆司、道下慎介、高橋幾郎)+宇波拓+さや、Joost Lijbaart+Wolfert Brederode

カスミトリオの乾いた哀愁漂う素朴な音に、ピアノを弾いて、ダンボールを積み上げ、ライトを照らし、マンドリンを弾いて、メジャーを立てて、ピアノを弾いて・・・という宇波さんのあらゆる隙間を埋め尽くすような演奏が予想外に馴染んでて、イレギュラーとは思えないすごさがありました。
途中で高橋さんのドラムはテニスコーツの時の音に変化していったような気がしました。
最後はテニスコーツの曲だったけど、テニスみたいにぐいーんと飛んでいかないカスミトリオの演奏に、さやさんの歌がのっかる感じがちょっと新鮮でした。
今回は梅田(哲也)君の演奏が見れなかったけれど、新メンバー(←嘘)宇波さんとの共演という貴重なものを見れました。
後半は、Joost Lijbaart+Wolfert Brederode。
ピアノとドラムのデュオでしたがあまりにもきれいすぎるので、うっすら緊張感を味わいながら聴いてしまってたような気がします。
スーデラで見るテニスコーツのライブはいいなぁと思えるのが多いのですが、今回のカスミトリオもそうなのかもしれないと、ここまで書いてふと思い出しました。