天狗と狐 ふたつのコンサート 千駄ヶ谷Loop-line

出演:天狗と狐オーケストラ(宇波拓、杉本拓、中尾勘二<24日のみ>)
24日は、物の存在が徐々に明らかになる感じが面白かったです。
中尾さんがずっとじーっと壁に描いてたような明かりとか、扇風機の影絵、コーヒーメーカーが落ちてしまったり、ダンボールから漏れる光とか、こすった音等。
視覚的に追われてしまいました。
27日は、演奏者が動いたり音を出したり、出てしまったりする事によっての35分間、という流れを感じました。
ライトセーバーの混ざり合う虫のような音、暗闇に光る目、扉の開閉、落下音等。
撮影された映像を少し見せていただいたのですが、手描きのアニメーションのようなやわらかい雰囲気があって、夜空に輝く星やオーロラのように全然別物に見えてきたのがすごかったです。