HARAJUKU PERFORMANCE +(PLUS) 2009  原宿 ラフォーレミュージアム

印象に残ったものを書いてみます。
<Open Reel Ensemble>
オープンリールの音が、場をふにゃりと曲げるような楽しさがあっておもしろかったです。
空気も実に緩やかでした。
contact Gonzo
殴り合っててもふわりと動くのが気になって、そのふわり感を目で追ってしまうのと、姫野さやかさんのドラムが隙も無く、音声を消されたようなパフォーマンスにすっぽり合わさる感じがすごかった。
<生西康典さん(演出)>
点子さんと川口隆夫さんのサイレント映画のようでもあるし、夢見てるようにも感じるパフォーマンスのすぐそばで、吉田アミさんが生々しく効果音のようなヴォイスを発してて、これはものすごく面白かったです。
幻のような塊にリアルな声が容赦なく入り込むんだけど、溶け込んだりせずに平行に流れてゆく感じがしました。
黒田育世さん>
絶え間なく細かくて激しい動きなのに、黒田さんがものすごく少女っぽく見えました。
帰りに(顔のかわいい)くるみちゃんが駅の階段をガッシガッシと勇ましく(かっこよく)上る姿を見ていたら、黒田さんの振り付けの形と少女っぽさは別のような気がする・・・と思いました。


※写真 F/Tライブ