ソコバケツノソコ 三軒茶屋シアタートラム

演出:飴屋法水
出演:黒田育世、グジェゴシュ・クルク、立川貴一、村田麗薫、くるみ
昨日佐々木さんが教えてくださった事を思い出しながら、とりあえずの観る位置を決めたりして開演待ち。
イスのない自由席だから、自分がいきなり空間の一部に入り込んでるような感じ。
黒田さんは、はじけながらぎりぎりまで体を動かしきるような、全身からの想いが伝わってくるようでした。
たくさんの言葉が、黒田さん自身から発せられたり、空から降り注いできたりもしました。
会場はそんなに大きくないかもしれないけれど、地上だけでなく高い空も地下(穴)もある、とてつもない広さや光が見えてるようで、そういう場にいるのが何か心地よくうれしかったです。
飴屋さんはブースで座った状態なのに、黒田さんに同化するかのように激しく体を揺らしながら音を放つ姿を見てたら恐ろしかったです、と書くと表現が悪くなりますが、それくらいゾクゾクする感じがありました。
くるみちゃんの登場はものすごく奔放に見えるのにものすごく邪魔じゃないという(本当にぎりぎりのところで、コントロールされたかのような線引きを感じるみたいな)凄さにひたすら感動して目で追ってました。
以前、ある会場のロビーで黒田さんに影響を受けたかのように、信じられないくらい踊り狂っていたくるみちゃんをふと思い出しました。
その頃から、黒田さんとの共演は始まっていたのかなぁ。


※写真左 POPO(円ジャン)、中 HOSE(パヌーナイト)、右 ソコバケツノソコ