Proletarian Meeting vol.20 千駄ヶ谷Loop-line

出演:ノエル・アクショテ、秋山徹次

デュオ→秋山ソロ→アクショテソロ→デュオという流れでした。
最初のデュオはゆったり構えたようなアクショテの音と、不安定に揺らぐ秋山さんの音が、合わさっても混ざらない感じがしました。
秋山さんのソロは、立ち止まっては進んで、迷った挙句あっちに曲がってゆくような、流れも道筋もリアルタイムでしか変化せざるを得ないような気がしてきて面白かったです。
アクショテのソロは、カバーをなるべく変形させつつもオリジナルをしっかり思い出させる感じだったり、弦を弾かずにギターのあらゆるところを小突くような演奏で、お寺の釣鐘のように落ち着いた低めの韻が気持ちよかったです。
この後デュオへと繋がってゆきましたが、前半と違って秋山さんも連なるノイズのような演奏で、合わさって混ざるような感じがありました。
混ざるからいいというのではなく、自然な感じがして耳障りがいいなぁと思いました。