「スリップ」 + HOSE with 岸野雄一 Special Live ポレポレ東中野

久しぶりに映画館で映画を観ました。
「スリップ」(鎮西尚一監督)という作品で、日常感漂いながらもにおい(臭さ)があまり感じなくって、でも距離は近い感じもする。
現実の中に幻想や過去がふっと紛れ込んで、遠くに思いを馳せてしまいたくなるような気持ちになりました。
上映後は、ライブ準備が整うまで鎮西監督のミニトーク
何故か映画の話ではなく、宇波さん、岸野さん、core of bellsの紹介みたいになってしまい可笑しかったのですが、ごく純粋に音楽に興味をもたれている感じが素敵でした。
ホースの演奏は、聴く度に膨らみすぎたものをだんだんと削ぎ落としているような気がするのに、温さ(ぬくさ)はそのまんまで聴いてる方の体に染みてくる感じがよかったです。
今回はあの曲をやるとは思ってなかったので(っていうより、いつもやってるのをすっかり忘れてました)最前列に平然と座ってたら、「Shall we ダンス?」と服部さんがこっちに。
「自分のステップ、なんか変」とか、「ここで服部さんが回ったけど、自分はどうすれば???」みたいな事を、余裕無いのに何故か冷静に考えながら動いてて、拍手をいただいて席に着いた後、緊張していたと思われる震えがどっと出てきました。
でも楽しかったです、ありがとうございます。
その後、岸野さんが入ると(ホースと不思議と合っているからだと思うんですが)歌が前面に出てきて、一体感とオーラがぐぐぐっと一気に増してくのがすごいと思いました。