ただそこにある歌 vol.2 明大前 キッドアイラックアートホール

多分はじめて見た、佳村萠宇波拓・秋山徹次トリオ。
涙(悲しいものではなく)のような液体がポロポロとごぼれてゆくような音でした(ギターも唄も)
手の届かない位置に存在してるように思えて、目の前で演奏されてるのに遠い気がしました。
デニスゴーツは、植野さんのヴォーカルが別人のように声が響いてきて、それにつられるようにさやさんも声がどこまでものびてゆきそうでした。
だからテニスコーツでなく、(変名)デニスゴーツなんだと思いました。
Gofishと稲田誠さんは、部屋で一人静かに秒針の音を聴きながらコーヒー飲んでるような気分でした。
だんだんと憧れそうになるくらいのゆっくりとした流れが、ものすごく心地よかったです。
稲田さんのウッドベースの絡みも静かに繊細できれいでした。