「猿 と 石」 原宿VACANT

出演:ウィスット・ポンニミット、内橋和久、飴屋法水
おんきょう:ZAK
しょうめい:遠藤治郎
タムくんは、サイコロ振って、コマ進めて、カードをめくって、絵を描く。
追いつかない速度でコロコロ変わってく人生。
時々、ドラムやキーボードで表現される。
内橋さんと飴屋さんは、カードに描かれた言葉に合わせた(?)音を出す。
タムくんはうそのようにマイナス要素のカードばかり引いてたので、悲しくて切ない音に聴こえてくるんだけど、突き放すような冷たさという感じではなく、微かにあたたかくて不思議と懐かしいものがありました。
そんなライブを見てると、テニスコーツが演奏してタムくんが観客全員の顔をその場で描いてくという、素敵ですごすぎたイベントを思い出しました(せっかく似顔絵描いてもらったのに、カメラ付き携帯を持ってなかった・・・)
その時に見たタムくんのアニメも、身近で親近感わくのにどこか遠い世界のようでもあって、かわいいだけでなく、やっぱり不思議な懐かしさがあった記憶が。
話はもどって、途中飴屋さんがぽつりぽつりと語り始めました。
身近な現実をありのまま話されるのが、自分に投げかけられたかと思うくらい心の奥に入ってきて、別にどうもしなくていいのはわかってるんだけど、どうしていいのかわからないような気持ちになりました。
そんな様々な想いが入り混ざった空間にいたことを少しでも覚えておけるといいな、と思いました。