FOUNDLAND 原宿VACANT

先週の土曜日は、VACANTへ。
風通しのいい草原を思い起こす、細くてうすくかすれた声とギター1本がぴったりすぎるPredawn
目立たなくとも、いつまでも頭の片隅に小さく残りそうな、不思議な存在感がありました。
Tenniscoatsは、場内あちこちの空気に触れてくようにふわりふわりと。
映像をリアルで作り出してたOvertureとはなんとなく平行線でしたが、植野さん手描きのイラストを素材として映してしまった時から一気に空気が変わりました。
その後、カメラに映る位置にギターを置いたまま弾いたり(←すご技でした)紙切れ貼られた顔を映したりと、素材に徹する芸人のような植野さん。
尊敬ものですが、どうみてもおかしい(ので笑いました)。
トリのTujiko Norikoさんは、かなり昔池袋でインストアを見たっきりだったので、ほとんど初めてみるドキドキ感がありました。
夜空の星屑に埋もれつつ宙に浮いたような音に現実味のある歌が入っても夢のように聴こえるのが、あまりにもぼわ〜んとしたMCと繋がってるような気がしました。