ゴダール・ソシアリスム 日比谷 TOHOシネマズ シャンテ

目に焼きつくものや耳に入ってくるもののなにもかもが、鮮明さとざらつきや不透明さを混ぜなかったり、合わせたり、合わせなかったり、混ざったりと目まぐるしいけれど、断片を流れるように観ているからか言葉にするとしたら、きれい(美しい)という表現が自分の気持ちに一番近い気がしました。
その中には、ノイズという表現が適するかもしれない音や映像もあるけれど、自分の中にはひずんだり濁ってるかもしれないという具合として、違和感無く入ってきたんだと思いました。
終わった直後の観客の無言過ぎる異様な空気が、(自分を含め)ものすごく衝撃を表しているような気がしました。