ラース・フォン・トリアー 「アンチクライスト」 ヒューマントラストシネマ有楽町

家に着くのを待ちきれず車内でパンフレットを読んでたら、エロティック・サイコ・スリラーって書いてありました。
私的にはサイコという言葉のみ、少しだけ生かしたいと思いました。
エロティックやスリラーどころではない何かを、感じてしまったのかもしれません。
幻のように美しすぎる映像と背けたくなる剥き出しの現実と音、音、音という、反発しそうな物同士が羅列された状態を観てると、最後の言葉(ラースの思い)に全くの濁りがないという事をあえて象徴しているような気がしました。