大友良英 One Day Ensembles 本郷三丁目 本郷中央教会

出演:大友良英テニスコーツ、秋山徹次、飴屋法水Sachiko M、江藤直子、近藤達郎、高良久美子芳垣安洋
廊下や階段や扉なんかが、昔の小学校を思い出すような教会でした。
観客は一階の座席から動かないけど、演奏者は定位置とは限らないので(二階もあり)、音が移動したり、新たな音が聴こえたりしました。
前半の曲は、祈りを捧げてるような厳粛さとストイックな美しさを合わせた印象をもちました。
後半は、今日の気候(春が来そうな)をあらわすかのようにポジティブであたたかくて、強くてもふわっとしたやわらかさも含んだような演奏でした。
途中、テニスコーツの曲も混ざったりして、さやボーカルに大友さんのギターが合わさった時の切なさは、テニスの時と違った驚きと感動がありました。
さやさんと飴屋さんは、離れた位置で向かい合って唄ったのですが、全く(他の事は)何もしていない、ただ唄うことだけをした、というありのままの姿や声が無垢っていうのか、本当にきれいでした。
帰りにさやさんと話をしてたら、ライブ後だというのに"さやパワー"がギラギラとみなぎってて、なんだこのテンションは?と思ってたのですが、次の日のジャド・フェアとのライブでは、それが垣間見えてた気がします。
→つづく