円盤の夏祭り(16日)渋谷 O-Nest

見れたものを書いていきます。
LSD March+石川浩司+植野隆司
石川さんのパーカッションが身の引き締まるような、演奏の中で際立つ感じがすごかったです。
★VIDEOTAPEMUSIC
映し出されるビデオテープの映像に微かにのっかったピアニカの演奏が、やさしくて懐かしい、風みたいで気持ちよかった。
今回はいろんなゲストとのコラボ(演奏)でしたが、テニスコーツの時だけ、ビデオテープ素材ごとテニスコーツに。
「てんぽらちゃ」の歌詞入り映像を流し、さやさん本人がカラオケとして唄ったり、「バイババビンバ」ギター教則本ビデオという事で、メガネに七三分けの怪しい先生にしか見えない植野さんがギター演奏する傍らでコードとタブ譜がかかれた紙を音にあわせてパラパラめくられていくという、そんな映像が流れる中、ゲストのアルフレッドビーチサンダルさんが実際に見ながら弾いていくうちに弾けるようになってしまったのがすごかったし、教則本として売れるんじゃないかなあって思える、笑える作品でした。
★紙芝居+泊+ニュートレド
現実や妄想が入り混じったシュールがかった恋愛物語にニュートレドと泊の演奏が入ってくると、妄想がどんどんふくらんでくるように壮大な物語に見えてきたのがおもしろかったのと、ものすごく豪華でした。
★CORE OF BELLS+杉本拓
杉本さんのギターが、CORE OF BELLSにきれいに混ざりながらもはっきりと孤立してる感じがして何度も見入ってしまいました。
めちゃくちゃかっこいい。
という意味で、ドラムの池田さんもそんな感じがします。
ECD+POPO
ECDさんの現実の重くのしかかるメッセージを誠実で丁寧に表現する形に、POPOの朴訥ながらも静かにまっすぐ演奏をする姿勢が重なると、タイプは違えどもすごく濁りのないまっさらな感じがきれいでした。
★HOSE+ju sei
CORE OF BELLS+杉本拓の時に、宇波さん(と服部さん)が最前列で、周りが引きそうなくらいのハイテンションでゲス番長応援をしていて(←実はこれがものすごくおもしろかったのです)もしかしてここから既にホースのライブは始まっていたのかも・・・って事はないと思いますが、短い断片(一篇)を順番につないでいって一冊の本になりそうなライブにみえました。