角田俊也 recent works & Lecture 大崎 l-e

19時半すぎに到着したら既にはじまってるかのような雰囲気であわてて座ると、角田さんがプチ超能力をもった方の話をされ、床に置かれた金属板から振動音が聴こえたりと、薄暗く小さな会場にオカルトっぽさが漂ってました。
今回は、角田さんが今までに記録された音を聴いたり、それについての説明があったり、考えを話されたりという、(タイトル通りですが)講義受けてるような感じが楽しかったです。
普段音楽を聴いてると、自然と映像や絵が浮かんでくる事があって、でもこれってどうしても自分の中で創り上げた世界で抽象的な感じがするけれど、角田さんが実際録音されてる姿(や風景)の写真を見ながら録られた音を聴いてると、水や風や石そのものが流れたりぶつかったりという具体的さがそのまんま映像(絵)になって浮かんでくるのが、恐ろしいというか凄かったです(ただ、私が現場に行ったわけでもないので、結局想像というくくりになってしまうのかもしれないけれど・・・)
もう1つ、CCDカメラで撮られたぼんやりな光の映像を見てると、その光を絵に描いてみたいなあと思うようなきれいさを感じました。