岡崎乾二郎 「ZERO THUMBNAIL」吉祥寺A-things

周辺の人の少なさより、半端でない蝉の鳴き声にびっくりした市民ミュージアムに対して、茹だるような暑さと平日午後の割に人口密度がものすごく高い気がした吉祥寺。
初めて見る岡崎さんの小品。
アクリル絵具がこってりのっかったものが並んでました。
盛り上がった独特の艶や滑らかさは触ると変形するのでは(=まだ乾いてない)・・・と出来上がってからの時間の経過を思わせない感じがしたり、キャンバスをそのまま生かした(=絵具が塗られていない)所が無音の部分で、絵具の厚い所は楽器が増えたり、音が大きくなるとか、または色で楽器が決まっていたり・・・と楽譜のようにも見えてきたりと面白かったです。
色の合わせ方や重ね方も、理由はわからないけどずっと眺めていたくなるような不思議な魅力がありました。