見えない境界、見える境界 新宿ピットイン
出演:テニスコーツ+飴屋法水+大友良英
テニスコーツの曲が緩やかに流れていく中、大友さんも飴屋さんも特にテニスコーツっぽくしようという動きが感じられないまま、ギターや物音、パフォーマンス等で表現をされてました。
途中飴屋さんが演奏中のテニス植野さんの髪の毛を無造作に切って、ギターの弦の隙間にどんどん挟み込むと少しずつ音が消えそうになり、それでも弾き続け挟まった髪の毛を少しずつはじいて全部払い落としていくと、少しずつ音が復活してくる過程が小さな感動でした。
「バイババビンバ」のヴォイス部分をやりながら走ってた飴屋さんの姿は、飴屋さんが自身の中で誰とでもない見える境界を作っていたような、何故かそんな気がしました。
どうしてもピアノを壊したいって大きなハンマーでガンガン叩いてたけど、丁寧に板(素材)を剥がしてく解体はあまりにもやさしくて愛情こめられてるように見えました。
ただそんな傍らでぎりぎりまでピアノ演奏を続けていたテニスさやさんにとっては恐さと珍しさが入り混じってたようで、ここには見えない境界が静かに生まれていたのかもしれない、と思いました。
ライブの余韻が残る中、4月と5月に見たdetune.のライブを思い出しました。
対バンはみんな音が全然違うから全体的にムラがあっても普通なのに、でちゅーんだけ馴染んでないというのか、浮いた印象が残りました。
特に派手さも無く淡々静々と過ぎてゆくのですが、でちゅーんの生み出す透き通った幻のような世界を放ってくれるというより、吸い込まれるような感覚を起こすからかなあと。
観客(自分)とでちゅーんの境界を見えないながらもしっかりと感じてしまってるのかもと、ふと思ったのです。
※写真左 三輪車と植野さんの切られた髪、右 detune.
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3月
千駄ヶ谷ビブリオテックにて、HOSE「春の祭典」
タイトルの曲のような盛り上がりとは違う気がしたけれど、江崎さんのMCや朗読も演奏の一部と化して、会場も観客も他のメンバーもそれに見惚れてしまう(?)ような空気に触れることができました。
4月
二泊三日で韓国へ、勝手にロケ地巡りです(笑)
広蔵市場 麻薬キンパッ屋台<鍾路5街駅> 商店街の通路の真ん中に屋台が並んでるうちの1つ。16時台でも持ち帰りの客がちょくちょく。
北村韓屋村 サンゴジェ(ドラマ「個人の趣向」)<安国駅> なぜか聖域に踏み入った気持ちに。
ソ・ジソブプロデュース 51kafe<狎鴎亭駅> ジソブコーヒーの微かな甘みがおいしかった。
ボナセラ(ドラマ「パスタ」のラスフェラ)<狎鴎亭駅> ここでたくさんの観光客が写真を撮るそうです(そばの駐車場のおじさん情報)
ペ・ヨンジュンプロデュースレストラン ゴリラ<狎鴎亭駅> ボナセラの隣。ここでファンミーティングもやっていると、さっきのおじさん情報(笑)
ZOO COFFEE<江南駅> オ・ドゥリの家に辿り着かず休憩がてら入る。店員に聞いたらネットで探して地図を印刷してくれて・・・うれしかった。
オ・ドゥリの家(ドラマ「ごめん、愛してる」)<江南駅> 印刷してくれた地図を片手に行ったものの工事中。まだ残ってた玄関と面影(?)を味わってきました。
kring(ドラマ「個人の趣向」のタム芸術院)<三成駅> 実際は複合文化施設らしく2011年で閉館、外観はドラマと同じ状態で見れました。
Festival Bo:m 梅田哲也ライブ<ソウル駅> 日程が偶然合って見ることができました。外は真っ赤、中は真っ黒な天井高い倉庫にて。釜鳴り音と鉄棒をグラスハープのように擦る音が重なった時、別空間が見えてきました。
アリランショッピング<会賢駅> 本場のキムチとカクテキとのりと胡麻油の試食。素材が違う気がしました、おいしい。
コーヒープリンス1号店<弘大入口駅> 見た目はドラマと一緒ですが、予想外に静かにひっそりとした空間でした。ワッフルがメニューになくて残念。
5月
恵比寿ガーデンホールにて、MORRISSEY Japan Tour 2012
自分の中では、東京ベイNKホール以来17年ぶり。
開演前のニューヨーク・ドールズの映像が終わった途端、拍手喝采+モリッシーコールがはじまってどうなるかと心配兼期待でしたが予想通りのもみくちゃに・・・おかげで徐々に前に押し出され、モリッシーを拝むことができてうれしかったです。
ステージを動き回ったり観客に直に接するやさしさは変わらずでしたが、声のあのふわっと伸びる感がしっとりに変化して落ち着いて聴こえてきたのがすごく印象的でした。
やや厚みを増したかのようなヴォーカルでザ・スミスの曲を唄うと、あの時のスミスを経た今のスミスというものを聴いてるような気分っていうのか、ちょっと新鮮且つ不思議な体験で、感動この上なしでした。
また来るって言ってたので、もう飛行機は大丈夫なのかな(?)、ぜひ来て下さい。
※写真 北村韓屋村
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ここ20日間くらいの流れをおおまかに書いてみました。
昼間、うんどらの練習。
夜、"のっぽのグーニー" レコ発 渋谷7th FLOOR
見た目はくどさが溢れてたけど、ありえないくらい清々しさを醸し出す音がなぜかトリップさせてくれて、歌詞が妙だという事をすっかり忘れてうつつ抜かしそうになりました。
木下美紗都さんのピアノソロは、素朴さがきれいに浮き立ちながら、ピアノと木下さんの声がしっくり溶け込んで聴こえました。
もう1つの対バン、真夜中フォークミュージックは、知ってる曲なのにカバーに聴こえなくて、変な感触を引きずってしまうという(=面白かった)
数日後、うんどらの練習×数回
曲がもくもく増えてくる♪パートがもくもく増えてくる♪曲が雲みたいにもくもく膨らんでくる♪という、(テニスコーツの)さやさんマジックを何度か体験。
2日後、トーキョーワンダーサイト本郷にて、テニスコーツのオープニングライブ。
Tシャツ作成パフォーマンスの周りを、テニスコーツが「ドブドブ」演奏。妙に合ってました。
パフォーマンス後、会場階を移動しての密かな演奏「嗚咽と歓喜の名乗り歌」で、すーっと心もってかれるように沁みてきました。
次の日、梅田哲也 「待合室」 六本木 オオタファインアーツ
ドアを開けた途端から、静かな衝撃とそこにいる時間の流れを意識するような空間でした。
風化し錆びて消えてなくなる感じがするのに、一秒一秒を刻んで進んでいく感覚はものすごく残ってしまう、そんな気がしました。
数日後、うんどらの練習。
この日も、さやさんマジックはとまらない。
15日、オオルタイチのトーキョーパワースポット -Even Steiner vol.6- 渋谷 W W W
テニスコーツのライブに、うんどら(コーラス隊)として参加させていただきました。
リハーサルでは思ったより声が出ず、思い出したくない緊張感がどっと蘇ってきてしまいました。
楽屋(?)で、練習と打ち合わせ。
ここでも、さやさんマジックは留まるどころか、まだ進む。
新木場スタジオコーストライブで体験したのびのびした勢いを思い出したり、さやさんのさりげない誘導にふうっと吸い込まれていって、なんとか自分を解放させながら唄う流れに乗ることができたように思います。
見てくださった皆様、ありがとうございました。
※写真 カフェ墓地




